「探究的な学習」「主体的な学び」という言葉を聞かれたことがあるでしょうか。今日、学校の中を歩いていましたら、3年生の算数の学習を見ていて教室に思わず入ってしまいました。「ね、うし、とら、う、たつ、み、うま、ひつじ、さる、とり、いぬ、い」を言うのにかかる時間はどれだけでしょうという問題でした。算数の『時刻と時間』という単元で、子供たちが初めて『秒』という概念を学習する場面です。この問題を見て「やってみたい。」と思いませんか。子供たちが自らやってみたい、知りたいと思う学習。これが「探究的な学び」なんです。だから、課題や問題は、とても大切です。子供たちは既に『秒』という言葉を知っていました。「5秒かからなかった。」という子や「えっ、そんな速いの。」という子、いろいろなつぶやきが出ていました。「いい授業だなあ。」と思いました。我々、教師は授業が勝負です。子供たちが生き生きと学習する姿を大事にしたいです。