5年2組にNHKの取材が入りました。指揮者の小澤征爾さんがお亡くなりになって1年経つので、その特番の取材だとうかがいました。小澤さんは、水戸市の小学5年生を対象に、ずっと芸術館で生のオーケストラ演奏を聴かせてくださっていました。「世界の小澤」と言われる著名な指揮者の方の演奏を聴くことができるチャンスは、なかなかありません。5年2組担任の小林先生は、その小澤さんの指揮を、自身が5年生だったときに間近で見ることができたそうです。小林先生は音楽が専門です。小澤征爾さんの影響を大きく受けた子供の一人ということで、取材の依頼がありました。放送は、2月7日19:00からの「いばらきスペシャル」の予定だそうです。
5年2組の授業を参観して、子供たちの音楽センスに驚きました。合奏曲である「キリマンジャロ」の曲想を感じながら演奏しようという学習でした。曲想の比較をする場面では、後半部が「なめらか」「のびやか」という子供たちたちに、先生が「何で、そう感じたの。」と問い返すと、「2部音符だからです。」と答えていました。一緒に参観していた教頭先生と「何でだろう。」と、私達が理由を考えてしまいました。記者さんも子供たちの感性に驚いておられました。