2025年4月8日火曜日

始業式式辞 

  令和7年度がスタートしました。始業式でお話したことを紹介します。まず、お願いしたことは、「素晴らしいクラス」を作ってほしいということです。どんなに一人で頑張っても素晴らしいクラスはできません。みんなと担任の先生で協力してつくってほしいと話ました。ただし、「素晴らしいクラス」は、何をどうするかあいまいです。そこで、水戸市にある「規律と協働を高める八策」を紹介しました。1〜4は、児童のみなさんに、5〜8は先生方に挑戦してほしい旨を伝えました。八策は次の通りです。

1 朝の会に一番大きな声であいさつする 規律ある生活のスタートに気持ちを新たにします。  

2 授業の始めと終わりに起立して、頭を下げた礼をする 体を使って気持ちを切り替えます

3 下足箱の靴のかかとをそろえる 心の乱れを揃えて整頓します

4 誰かが話しをするときは、動きをやめて話を聴く 聞くではなく聴くです

5 週に一度学年会を開き、次週の重点事項を確かめる 若手の教員と情報を共有します

6 毎月、他の学級や他教科の授業をみる 授業力向上のためには必要です

7 授業開始・終了の定められた時刻を守る 時刻を守り、メリハリのある生活します

8 家庭学習ノートを毎日する 何をどう学習しているか確認します 


2025年3月25日火曜日

ありがとうございました

   昨日、令和6年度の修了式を終えることができました。昨年から始めた「校長先生の部屋」でしたが、たくさんの方に閲覧していただき、ありがとうございました。総合研究所の先生、千波中の齋田校長先生はもちろん、水戸四中の蓮沼校長先生もフォーローしてくださっていると聞き、嬉しかったです。学校の様子を、子どもたちの様子を伝えたい、文書やメールだけでは伝わらない、校長としての思いをお伝えしたいということで始めましたものです。学校にいらしてくださった保護者の方や地域の方とのおしゃべりから、私たちが知らないところのことを教えていただき、それにお応えすることもありました。コロナが収束し、学校が変わって行くに当たり、文字だけでは理解していただけないかと思うことも書かせていただきました。自分が担任をしていた大昔、スナップ写真を保護者の方にさしあげたら、「学校では、こんなに笑っているんですね。安心しました。」と言われました。保護者の方には、学校のことをわかっていただいているようで、そうではないのだと感じました。カメラを向けるとにこにこと笑ってくれる可愛い子どもたち、記事を書くのも楽しい時間でした。本日で、私がつづるブログは終了とさせていただきます。たくさんの元気をくれた子どもたち、私たち教職員を励まし続けてくださった保護者の方、学校を愛してくださった地域の方々、そして子どもたちのため懸命に働いてくれた先生方、本当にありがとうございました。皆さんのこれからも変わらないお幸せを願っております。




2025年3月11日火曜日

子どもたちの心づかい

  「今日の1時10分に卒業式の打ち合わせをしたいです。」と教務主任から言われました。間近になり、「子どもたちが迎えにきます。」と言った6年主任の様子が気になり、けげんに思って体育館に向かいました。体育館では、私がこの3月で退職するので、私の卒業式をと子どもたちと先生たちが会をもようしてくれました。この忙しい学年末に申し訳ないという気持ちと、ありがたいと思う気持ちで複雑でした。

呼びかけ。練習してくれたんですね。

飾り付け。6年生が中心になってくれたのかな。忙しいのにありがとう。

メダル。大切にします。

 退職は、おめでとうと言ってもらえました。全うできたことは、嬉しいことですが、やはり大好きな先生という仕事を辞するのは寂しいです。でも、大好きな子どもたちの中で大好きな先生という仕事を終えられるのは、やはりこの上ない幸せ者だと感じました。あと数日、子どもたちから、たくさんの優しさをいただき、たくさんの感謝を返していきたいです。









千波中学校卒業式

  昨日は、千波中学校の卒業式でした。コロナ禍で両校の校長の参列は控えていましたが、一小一中の連携も踏まえ、今年度から再開しました。私は、小学校での関わりがもてなかった学年でしたが、清々しさを感じる、やはり千波の子でした。来週は、本校も卒業式です。6年生の3年後の姿を思い浮かべながらの卒業式でした。今日は、1,2時間目に予行練習を行いました。いよいよです。



2025年3月4日火曜日

いつも誰かが

  今日は、先週とうって変わって、寒い日でした。「子どもは風の子」と、昔から言われます。今の子どもたちは外遊びをしないといいますが、千波小学校の子どもたちは休み時間が大好きです。今日も業間休みには体育小屋の前に渋滞の列が。ボールを使いたくて並んでいる子どもたちでした。小屋が開くと地面に線を引いて、クラスでドッジボールをしていました。バスケットゴール付近では、2年生が遊んでいました。子どもたちの傍らには、いつも誰か先生がいます。「大人は風の子?」ではないのに、子どもたちと遊んでくれる先生。ありがとうございます。子どもたちは幸せですね。














 6年生の学習では、今週からと、養護教諭の飛田先生と栄養教諭の森永先生が一緒に授業をしてくださっていました。「中学校生活を満喫しよう」というテーマでした。飛田先生からは、限られた時間の有効な、そして健康を踏まえた使い方を考えてほしいという話がありました。森永先生からは、成長期を踏まえ必要なエネルギーが増えること、それに伴い栄養バランスを整えてほしいという内容の指導がありました。これも、先週からお二人で放課後授業の内容を話し合っているのを見ています。こんなふうに思ってもらえて6年生、幸せですね。

 



















 

 子どもたちの傍らには、いつも誰か先生がいます。先生たちの想いの深さに感謝します。しかし、これは、やはり「そうしてあげたい」「やってあげよう」と思わせる、子どもたちの姿もあるのではないかと感じています。いつも、優しい言葉をくれたり、気遣ってくれたりする千波の子、ありがとうございます。

2025年2月28日金曜日

吹奏楽部 ふれあいコンサート

  本日、3月1日、吹奏楽部のふれあいコンサートが、水戸芸術館コンサートホールにて行われました。お天気もよく、たくさんの方に聴いていただけました。保護者の方だけでなく、千波中学校の吹奏楽部の生徒さんや顧問の先生、昨年度までの吹奏楽部顧問の飯島先生、外部講師の横須賀先生、本校の先生方と、お休みにも関わらずお運びいただき、ありがとうございました。今回のコンサートは、東関東大会出場校が芸術館より招待を受けてのものと聞きました。プロが演奏するステージに、子どもたちは緊張している様子でした。でも、こんな素敵なステージに立てることは、本当に幸せなことです。このコンサートをもって、6年生は引退です。後を引き継ぐ5年生、これまでの先輩の想いを受け、リーダーシップを発揮して頑張ってほしいと思います。部活動で大切にしてほしいことは、「結果」ではありません、努力する過程です。新たな伝統をつくっていってほしいと願っています。今日は、素敵な演奏をありがとうございました。

































2025年2月26日水曜日

素敵な作品

 








 第43回水戸市児童・生徒家庭科作品展に出品した作品が、空中廊下に展示してあります。6年生の平田さんの作品が、教育長賞を受賞しました。5年生は、初めてのミシンを使った作品で「ランチョンマット」を作りました。6年生は、同じく自分のためにトートバックをつくりました。フェルトやビーズ、刺繍糸を工夫して、一人一人が自分の世界を表現していました。他にも、かわいい犬のトートバックやたくさんの素敵な作品が飾られています。3月3日まで展示してあります。学校へいらした際には、どうぞご覧になってください。



卒業に向けて

  いよいよ学校は、卒業に向けての活動が始まりました。6年生は、卒業式の練習です。今朝は、学年で卒業証書のもらい方の練習をしていました。卒業式は、学校行事の中でも一番に気を遣うものです。6年間過ごした子どもたちのため、立派なものとなるようにしたいと思います。子どもたちもお式で身に付けなければならない、たくさんのことがあります。「礼の仕方」「歩き方」「証書のもらい方」と。一つ一つ真剣に教える先生たちの熱意が、回数を重ねるうちに伝わっていくものです。


















 3月6日(木)5校時には、6年生を送る会があります。1年生は「ツバメ」ダンスを披露するそうで、朝の会の際に練習していました。2年生は1校時に音楽室で「ぼよよん行進曲」の練習をしていました。


2025年2月21日金曜日

小中一貫あいさつ運動

  今朝は、本年度最後の小中一貫あいさつ運動の日でした。千波中学校からも1,2年生が参加してくれました。地域の方も駆けつけてくださり、最後のあいさつ運動は大変にぎやかでした。何よりうれしかったのは、マナーアップ委員の子どもたちの他にも、たくさんのボランティアの子どもたちが、ランドセルを教室に置いたら、駆けつけて参加してくれたことです。本日のあいさつ運動参加人数は、207人でした。これは、日々、マナーアップ委員の子どもたちを動かし、活躍の場をつくってくれた生徒指導の長尾先生の力が大きかったと思います。特別活動担当の赤津先生も、寒い中、協力している姿がありました。今日は、担任の先生たちもたくさん、あいさつ運動に参加してくれました。良いことが広がっていくのは、見ていて、とても気持ちの良いものです。これが千波小学校の伝統として根付いてくれたらと願うばかりです。参加してくれた、皆さん、ありがとうございました。









































2025年2月20日木曜日

6年生感謝の会

  今日は、6年生の保護者の皆さん、感謝の会へのご来校、ありがとうございました。3,4時間目をつかった会でした。校長室にいると、6年生がお迎えに来てくれました。いつもながらの、心遣いの素晴らしさ。会は、学年の思い出、リコーダー演奏、合唱、そして、よっちゃれソーランと盛りだくさんの思考をこらしたものでした。思い出の発表では、1年生の時、コロナ禍でマスク着用を先生から指示されたり、できないことがたくさんあったりと辛かったというコメントに、「そうだったな。」と、ぐっときました。また、子どもたちからのプレゼントに、親御さんたちは、うれしそうでした。「ミシンで、こんなに縫えるようになったんだ。」と感慨深げでした。会の最後には、実行委員長の前田さんから、お家の方への感謝の言葉がありました。親御さんの苦労を汲む言葉に、涙を浮かべる保護者の方がたくさんおられました。会の終了後には、実行委員の子どもたちが泣いていました。「どうしたの。」と聞くと感動したとのことでした。卒業が近い実感が、子どもたちの中にもわいてきたのではないでしょうか。帰りに、「卒業式はバスタオルが必要です。」と、おっしゃっていた保護者の方がいました。きっと素晴らしい卒業式になると確信しました。お寒い中のご参観、ありがとうございました。



































































 こういった一つ一つの行事の影には、先生たちのたくさんの準備があるということを、子どもたちは感じてほしいと常々思っています。50周年に登場した大きな龍は、岡部先生が休みの日にいらして下準備をし、子どもたちが仕上げた大作です。でも、心ある6年生は、ちゃんと気付いてくれていると思います。

お世話になりました

  本日、第3回学校保健安全委員会がありました。今日の議事は、健康診断後の受診や保健室来室状況等、そして令和7年度学校保健・学校安全計画案についてでした。校医の相川先生にご来校いただきました。先生からは、「給食のカロリーは十分ですか。」「内科的症状で来室する子どもの様子は。」「教室の湿度維持は大事ですから、子どもたちの脱水症状に気をつけてほしいです。」というご指摘、ご指導を受けました。お忙しい中、ありがとうございました。そして、相川先生には今年度をもって千波小学校の校医さんを退任されるというご意向を伺いました。学校創立より相川先生には、子どもたちがお世話になってきました。学区にいらっしゃるお医者様として、子どもたちへのたくさんのお心づかい感謝申し上げます。





2025年2月18日火曜日

6年生感謝の会

  6年生は、いよいよ卒業に向けての行事が始まりました。今日は、21日(金)「感謝の会」の練習を体育館で行っていました。1年生の思い出やリコーダーの演奏など、保護者の皆さんに楽しんでもらえるようなものを考えているようです。これまでは、コロナ禍のため、各学級での実施でしたが、今年は、学年全体で保護者の方に感謝の気持ちを伝える会となっています。6年生が全員、ステージ前に整列する姿は壮観でした。きっと、喜んでもらえる会になると思います。今週は、寒波が戻ってくると言われています。当日は、体育館は寒いかと思いますので、どうぞ防寒をされていらしてください。そして、ハンカチのご準備もお願いいたします。


























2025年2月16日日曜日

番組放送のお知らせ

  先日、2月7日に放送された茨城スペシャル「小澤征爾さん」には、保護者や地域の方からも「観ましたよ。」というお声がけをいただきました。また、NHK水戸放送局の担当の方が来校され、『いば6(2月18日午後6時10分から:茨城県域)』『おはよう首都圏(2月21日午後7時45分から:関東甲信越)』で、前回放送の中の一部を含めた映像を放送しますと、お知らせがありました。見逃された方は、ぜひ観ていただけたらと思います。担当者の方からは、千波小学校の子供たちの良さに、またお褒めの言葉をいただきました。取材日には、子供たちの礼儀正しさや受けこたえのスマートさに「感心した」「癒やされた」と言っていただきました。また学校に取材にきてくださいね。








5年2組の皆さん、NHKの方たちが、皆さんがとても礼儀があって、一生懸命に学習する姿に感動したそうですよ。褒めていただき良かったですね。

2025年2月14日金曜日

授業参観並びに学年末懇談会

  今日は、本年度、最後の授業参観並びに懇談会でした。今回の授業参観は、普段の授業の様子をお見せしようと、発表会等はなしとしました。国語や算数、音楽などの学習を見ていただきました。昨日は「春の嵐」か、大変、風が強く、休み時間は外に出られない時間帯もありましたが、今日は一変して温かい日でした。平日ではありましたが、教室に入れないくらい、たくさんの保護者の方が参観してくださいました。「手は挙がってますか。」と聞くと、「挙がってます。」と嬉しそうに応えておられました。6年生は21日に感謝の会をもって、本年度の学年末授業参観とさせていただきます。本日は、参観くださりありがとうございました。
















2025年2月12日水曜日

1年生、すごいですね!

  今朝、1時間目の校内巡視をしていたら、1年生のノートの文字に驚いて、慌てて職員室にカメラを取りに戻りました。3組は算数の「たすのかな、引くのかな」という学習の場面でした。先生が、「これは足し算、引き算のどっちかな。」と質問していました。子供たちは、「のこりはだから、ひきざんだと思います。」と答えていました。算数の文章問題には、ヒントとなるキーワードがあります。こんなことも、しっかりわかってきているのですね。2組をのぞくと、黒板びっしりに板書が書かれていました。「こんなたくさん書けるの。」と子供たちに声をかけると、「はい。」と力強く。「先生、なかなかきびしいね。」と言うと、「やさしいよ。」「かわいいよ。」と担任をかばおうとする応えに、子供たちが先生を好きなんだと嬉しくなりました。学校ではタブレット端末を使った学習もしていますが、私は、小学生の子供たちは、「書くこと」がとても大事だと思っています。正しく文字を書くことはもちろん、「マスを意識して書く」「筆圧が出るように書く」、これは子供たちの力を鍛える大事なことです。1組は算数の「とけい」のテストでした。早く終わってしまった子供たちは、本を読んだり、自由帳に絵を書いたりと、これまた、しっかりお約束が守られていました。学校は、学習だけではありません。社会性を身につける場所でもあります。こんな小さなルールもちゃんと守れるようになってほしいです。そうですよね、もう4月には、新しい1年生が入ってきますものね。頑張ってね、1年生。






























 学校は、感染症につながるような病気で欠席する児童の広がりはありません。しかし、本日、体調不良で早退や保健室来室の児童が目立ちました。今週末は、今年度最後の授業参観です(6年生は除きます)。ご家庭でも、体調管理をお願いいたします。

始業式式辞 

  令和7年度がスタートしました。始業式でお話したことを紹介します。まず、お願いしたことは、「素晴らしいクラス」を作ってほしいということです。どんなに一人で頑張っても素晴らしいクラスはできません。みんなと担任の先生で協力してつくってほしいと話ました。ただし、「素晴らしいクラス」は...