今週は、短縮日課となっています。いよいよ今年も終わりとなります。学校は、変わらず子どもたちは過ごしております。風邪で欠席する児童の数が増えてきましたが、感染症等の流行りは見られません。朝、子どもたちの様子を見るのが私の日課です。4年生からは「校長先生、見回り、ご苦労さまです。」と声をかけられました。1年2組は算数のたし算の学習の場面でした。先生が「この問題のキーワードに赤線を引きましょう。」と言うと、子どもたちは、さっと線を引いていました。話の聞き方が立派でしたが、この担任の声かけに応えられる姿にも驚きました。
5年生は、「威風堂々」をリコーダーで演奏していました。5年生は教室前を通ると、一斉にあいさつをします。担任の先生の声かけのお陰だと思います。「子どもたちに気付かせて教えてあげる」、これは教師の大きな役割だと思っています。あいさつしたことで、子どもたちは褒められます。改めて、このような良いコミュニケーションの力を教えてくれているのだと感じました。
4年3組は理科の授業でした。温度による体積の変化を実験する授業です。昨日、私が退勤する時刻に、真っ暗な校舎の中、理科室にあかりがついていました。今日の実験のために氷や実験器具の準備を担任がしていたのだとわかりました。教師は授業が勝負だと、自分も先輩から言われてきました。子どもたちが「わかる授業」は、やはり準備が大事です。
3年3組は、図工で鑑賞の学習でした。子どもたちはタブレットで自分の作品をオクリンクで送り、友達の作品を自分のタブレットからみていました。「今どきの鑑賞授業は、こうなんだ。」と勉強になりました。子どもたちの絵は、絵の具の特性を活かしながら、線描きがアクセントとなっている、担任の先生の指導の跡が感じられる作品でした。